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| 子供たちには待ちに待った夏休み。でも、それは子供たちだけの専売特許ではありません。大人にだって、夏を楽しむ時間は必要です。忙しい中ちょっとだけでも、心の夏休みに出かけませんか。 |
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| 竹の庭で、野点を所望 |
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せっかく、東京の雑踏を逃れてきたのですから、どこか静かなところへ…。と、考えるとまず思い浮かぶのが名所旧跡。とくに、古刹・名刹を挙げれば、きりがないのが鎌倉です。それぞれのお寺が、長い歴史に育まれ、人々の厚い信仰のもと、心の拠り所として親しまれています。そこで今回は、緑に包まれた風景を求め、金沢街道沿いに歩を進めてみました。訪れたのは報国寺。竹のお寺としても有名な場所です。足利尊氏の祖父、足利家時が開基と聞けば、それだけで歴史の重さを感じさせてくれます。山門をくぐり、参道を進めば静かな禅寺の趣に。萱葺きの鐘楼、釈迦如来座像がまつられた本堂を拝観していると、ウグイスの鳴き声が聞こえてきました。
ほっと気持ちも和んだところで、本堂裏手の竹の庭へ。一歩ここに足を入れると、まさに別世界です。約2000本もの孟宗竹が、独特の景観で出迎えてくれます。青々と力強く空へと伸びる竹、そして空から竹の葉を透かしながらきらめく陽光。ここが、東京からわずかな時間で訪れた場所だということを、一瞬忘れてしまいそうになりました。また一角に設けられた茶席では、抹茶がいただけるというので、赤い毛氈に座り一服。鮮やかな抹茶の緑色と、竹林の緑色とのコラボレーションを楽しむように、心落ち着くひとときを過ごしました。 |
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| 丁寧に丁寧に創りあげられる美味、「左可井(さかい)」 |
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| 看板がなければ、ここがお店とは気づかないで通り過ぎてしまうかもしれない、そんな店構えの和食処です。門扉から階段を上がり玄関に入ると“ご自由にお入りください”の張り紙。棚に脱いだ靴を入れ、扉を開け奥へと進むと「いらっしゃいませ」の声で、ようやくここがお店であることを実感しました。民家を改装した店内は、テーブル席と座敷席。知人宅にでもお邪魔しているような感覚です。 |
| さて、いよいよ本題。こちらの看板メニューの穴子丼をいただきます。江戸前の穴子は、ふっくらと仕上がり“とろける”という言葉がぴったり。特製のタレは甘過ぎず、くどさはまったくありません。そのため、穴子本来の香りが損なわれることなく、口の中いっぱいに広がります。また、ご飯には柴漬けと三ツ葉が刻み込んであり、心地良い食感も楽しめます。このほかにも、ひとくちサイズで見た目にも美しい押し寿司など、お楽しみはいっぱい。凛として、それでいてやさしい…、そんな表現が良く似合う料理が揃った、鎌倉のイメージにぴったりのお店です。 |
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| 穴子丼セット(卵焼・汁碗・小鉢付き)1260円 |
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「左可井(さかい)」
神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目1-31
JR鎌倉駅から京急バス5番乗り場から乗って、「杉本観音前」バス停下車徒歩1分。
営業時間 11:30〜15:00 17:30〜20:00(夜は要予約)
定休日 火曜日・第3水曜日
TEL:0467-24-7759 |
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| 観賞する海もあります |
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| 夏の海といえば、すぐにイメージするのが海水浴ですね。確かに燦々と輝く太陽の下、波と戯れるのは楽しいひとときですが、それだけが海との接し方ではないようです。たとえば、夏の夕暮れに海辺を散歩するというのも、そのひとつ。 |
| 日中あれほど輝いていた太陽も傾くにつれ柔らかな陽射しになり、やがて夕焼けの赤い空へと変わっていく。潮の香を運ぶ風も、涼しく心地良く感じながら日没までの時間を散歩する…。こんな夏の風景を味わえるのも、海の近くに住む方の特権かもしれませんね。江の島とその先に見える富士山を背景に夕陽の名所として知られる稲村ヶ崎、打ち寄せる波打ち際を散策する七里ヶ浜など、鎌倉周辺には観賞するに値するスポットなら枚挙にいとまはありません。海水浴客たちが、帰り支度で慌しくなる頃に、海のもうひとつの表情を楽しみに出かける。ちょっとうらやましくなる、鎌倉ならではのスタイルですね。 |
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| 新鮮・地元の食材「tiki's table」(チキズ テーブル) |
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| 地サザエのスパゲティ |
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| 地物をメインにしたランチメニューは900円より |
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「七里ヶ浜」駅の目の前、徒歩何分というより、何十秒という方が正しいような!そんなアクセスのレストラン「tiki's table」。江ノ電からも見えるお洒落な店構えの店内に入ると、そこは黒や赤やシルバーなどで彩られた、メタリックな雰囲気漂うフロアです。スタッフの方に、「1階にしますか、2階にしますか?」と尋ねられ、“2階も見てみたい”とお願いすると、案内されたのは階下とはまったく違ったイメージの空間。欄間や壁に和の趣があり、そこにテーブルが並ぶという和と洋が融合した、いわば和洋折衷のフロアが広がっています。伺えばこの建物、以前は鎌倉彫の展示館だったということ。その風情としつらえの良さを残しつつ、新しく生まれ変わったスペースだったのです。お料理の方もこの空間にふさわしく、イタリアンをベースに、お刺身定食までも楽しめるというオリジナリティー&バリエーションに富んだメニューが揃っています。
その魅力あふれるメニューを支えているのが、地魚と近在の農家が手塩にかけた鎌倉野菜。地元でしか味わえない旬の味覚が用意されているのです。お味の方は…、これは言うまでもありません。新鮮そのものの魚介類や野菜を使い、その素材の良さを十分に引き出された一品を求め、多くの地元の方々が来店していることからもご理解いただけるでしょう。
ランチで人気の一皿は「地サザエのスパゲッティ」。大人の男性の拳ほどもある大きさのサザエを使い、その旨味をパスタに十分に絡めた滋味深い一品です。 |
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神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-2-23
江ノ電・七里ヶ浜駅 西口前
営業時間 11:30 〜 22:00 (L.O. 21:00)
定休日 月曜 (祝日の場合は火曜)
Tel. 0467-32-7112 |
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