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シーサイドコートマガジン Vol.11 あのサウンド、あのシーンの原点を訪ねる。
湘南ライフ、それは通りの達人になること。
雄三通り
 多くのドラマや歌などのモチーフとなっている茅ヶ崎。いまや日本の中で、もっとも知名度の高い海辺の街といっても、過言ではないでしょう。古くから数多くの著名人が別荘や居を構えた、文化の薫りが漂うこの街。その名残は、街の通りにもあらわれています。
その代表格が、茅ヶ崎駅から海へと真っ直ぐに伸びる「雄三通り」。みなさんご存じの若大将・加山雄三さんが、この地に住んでいたことから名付けられました。また、ラチエン通りは、昭和初期、日本を愛したドイツ人のルドルフ・ラチエン氏の別荘があったため、こう呼ばれるようになりました。
そして命名された中で一番新しいのが、サザン通り。日本を代表する音楽グループ、かのサザンオールスターズの桑田佳祐氏が、茅ヶ崎の出身であることに由来するもの。2000年に、茅ヶ崎でライブを開催したのを記念し、名付けられました。
実際にサザン通りを歩いてみると…、そこはやはり地元の方の生活のための道。お米屋さんや花屋さん、本屋さん雑貨屋さんなどの個人商店が並ぶ、いたって普通の商店街なのです。所々に設置してある「サザンST」の道標だけが、その存在を示しているように見受けられます。
サザン通り道標
 街頭に設置されたスピーカーからは、サザンの曲のBGMが流れています。また、サザンの名を使ったロールケーキやお饅頭など、お土産にぴったりの一品も発見。決して派手な演出ではありませんが、地元の方々に愛されている、そんな印象の通りです。
雄三通り・ラチエン通り、茅ヶ崎駅側から海岸へと伸びる道。それぞれが微妙に違った雰囲気を持ち、湘南の風景に溶け込んでいます。お洒落なカフェやレストランやショップ、古くからこの地で営業する昔ながらの商店など、新旧・和洋・硬軟…、が渾然一体となったスポットがいっぱいです。自分好みの名店探しに、ぜひ通りの散策に出かけてみませんか。
サザン通り
サザンロール
湘南、新カレー事情。
 湘南エリアを散策していると、カレーのお店が意外に多いことに気づかされます。カレーといえばキャンプの定番、アウトドアには欠かせないものですが、同じように海でめいっぱい遊んだあとにも食べたくなるのか、どこのお店も人気のようです。そんな湘南カレー事情を検証すべく、今回は茅ヶ崎の新インド料理&スパイス料理「GARA中海岸」へとむかいました。
サザン通りが国道134号線と交差する地点から、一歩住宅街の中に入るとお洒落な店舗が現れます。初めての方はちょっとわかりにくいかもしれませんが、一軒家を改装したという隠れ家的な落ち着いた風情の店構えが出迎えてくれます。店の入口は階段を上った2階、その手前には自家製のナンを焼く釜があり、香ばしい香りも漂ってきます。
厨房ではインド人スタッフが、手際よく料理をつくっている様子が伺え、味への期待も高まります。ランチタイムは、カレーとタンドリー料理や飲み物、デザートなどがセットになった各種のランチプレートが用意されています。
今回はカレーとともにインドの代表的料理である、タンドールを使い焼きあげたチキンと挽肉と海老が組み合わされたタンドリープレートをオーダー。料理が出来上がる間ふと窓の外に目をやれば、そこにはテラス席も用意されています。季節や天気がよければ、こちらで食べるのもなかなか魅力的。ちょっとしたリゾート気分での食事が楽しめそうです。
プレート
マサラティー/シャーベット
 そうこうするうちに、運ばれてきたプレート。すでにスパイスの香りが、鼻腔と胃袋を魅惑的に刺激します。まずはカレーを一口食すと、スパイシーながら辛さのほうはマイルド。日本人にも食べやすい辛さのレベルで、複雑に絡み合うスパイスが生み出すカレーの味はまさに絶品です。しかし、もっと刺激が欲しい、という方もご安心。テーブルには辛さアップのスパイスが小さな壷に用意されているので、自由に辛さの調整ができるのです。
このカレーにあわせて食べる、インドのパン「ナン」。これを口にすると、さらに驚き。これまで経験したことのない、「サクサク・もっちり」とした食感は、まさにクリスピー&リッチ。カレーとの相性はもちろん、タンドリー料理ともぴったりです。仕上げのデザートのシャーベット、マサラティーにも大満足のランチタイムとなりました。
GARA中海岸

住所:〒253-0055
神奈川県茅ヶ崎市中海岸4-14-18
TEL:0467-87-5050
営業時間:11:00〜22:00 (ラストオーダー21:30)